No.020 Beans
コーヒー豆の精製方法とは?ウォッシュド・ナチュラル・ハニープロセスの違いと味の特徴
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コーヒー豆のウォッシュド・ナチュラル・ハニープロセスとは何か、味の違いとあわせて初心者向けに解説します。
コーヒー豆には精製方法という収穫後の処理方法による味の違いがあります。パッケージや説明書きを見ていると、「ウォッシュド」「ナチュラル」「ハニープロセス」といった聞き慣れない言葉を目にすることがあります。
「これって何のことだろう」「味にどう関係あるんだろう」
そう思って気になった経験がある人も多いのではないでしょうか。
これらは「精製方法」と呼ばれる、収穫したコーヒーの実から豆を取り出して乾燥させるまでの処理方法を表す言葉です。実は精製方法の違いは、産地や品種と同じくらい味に大きく影響します。
この記事では代表的な精製方法とその味の特徴を紹介します。
精製方法とは?
コーヒーの木にできる実(コーヒーチェリーと呼びます)は、外側の果肉の中に種子があり、この種子を焙煎したものがコーヒー豆になります。
収穫したコーヒーチェリーから種子を取り出し、乾燥させて保存できる状態にするまでの一連の処理を「精製方法」または「精製プロセス」と呼びます。
この処理の過程で果肉や粘液質(ミューシレージと呼ばれる、種子を覆うぬめりのある部分)をどう扱うかによって、豆に移る風味が変わります。これが精製方法によって味が違ってくる理由です。
代表的な精製方法と味の違い
代表的な3つの精製方法を紹介します。
ウォッシュド(水洗式)|クリーンで明るい酸味
ウォッシュドはコーヒーチェリーの果肉を機械で取り除いたあと、種子を水に浸けて発酵させ、残った粘液質を洗い流してから乾燥させる方法です。
果肉や粘液質を早い段階で取り除くため、豆本来の風味がすっきりと出やすく、クリーンで明るい酸味に仕上がるのが特徴です。産地の個性が出やすい精製方法ともいわれています。
「雑味が少なく、すっきりした後味のコーヒーが好き」という人に向いている精製方法です。
ナチュラル(非水洗式)|濃厚でフルーティーな甘み
ナチュラルは収穫したコーヒーチェリーを果肉がついたまま天日で乾燥させる方法です。乾燥させている間に果肉の糖分や風味が種子にじっくりと移っていきます。
そのため、ベリーやトロピカルフルーツを思わせる濃厚な甘みと、しっかりとしたコクが生まれるのが特徴です。ウォッシュドと比べると酸味は穏やかで、果実味の強い個性的な味わいになります。
「フルーティーで甘みのあるコーヒーを飲んでみたい」という人におすすめの精製方法です。
ハニープロセス|ウォッシュドとナチュラルの中間
ハニープロセスは果肉を取り除きつつ、粘液質を残したまま乾燥させる方法です。この粘液質がはちみつ(ハニー)のような見た目になることから、この名前がついています。
ウォッシュドのクリーンさと、ナチュラルの甘みのどちらも感じられるバランスの良い味わいになるのが特徴です。粘液質をどれくらい残すかによって「イエローハニー」「レッドハニー」のように呼び分けられることもあります。
「どちらか一方に偏らない、バランスの良い味を試したい」という人に向いています。
精製方法をパッケージで見分けるには
コーヒー豆のパッケージや商品ページには、産地名とあわせて「Washed」「Natural」「Honey」といった精製方法が英語で記載されていることが多くあります。
初めのうちは、パッケージに書かれた精製方法をメモしながら飲み比べてみると、自分がどのタイプの味を好むのか少しずつわかってきます。産地が同じでも精製方法が違うと味の印象が変わるため、産地と精製方法をあわせてチェックする習慣をつけておくと、豆選びの失敗が減らせます。
まとめ
コーヒー豆の精製方法には、クリーンな酸味が特徴のウォッシュド、濃厚な甘みが特徴のナチュラル、その中間に位置するハニープロセスがあります。産地による味の違いに加えて、精製方法の違いを知っておくと、コーヒー選びの視野がさらに広がります。
産地による味の違いについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。あわせて読んでみてください。
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